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エイジングとは?【美容師】が教える30代〜のエイジングケア
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枝毛ができる原因って?
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皆さんこんにちはbeepのスタッフです。
今回はなぜ枝毛ができるのか、解決方法はあるのかを皆様にお伝えしたいと思います!
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1本の髪の毛は、大きく分けると3つの層で成り立っています。
髪の中心にあるのが、毛髪の芯となる「メデュラ」。 メデュラを「コルテックス」という部分が覆い、さらにコルテックスを「キューティクル」が包みこんでいます。
枝毛の原因は、この上の2層に起きるダメージからきています。 コルテックスは毛髪の85~90%を占めており、タンパク質や水分を多く含む重要な部分。
髪の毛の色や太さなどは、このコルテックスによって決まります。 そのコルテックスを覆うキューティクルは、とても硬くて丈夫な部分。
しかし、何らかの原因でダメージを受けると、剥がれたりめくれたりしてしまうのです。
キューティクルが剥がれると、コルテックスに含まれているタンパク質や水分が流出してしまい、髪が傷んでしまう原因に。
さらにタンパク質は細長い繊維状になっているので、縦に裂けやすいという性質も持っています。
水分などの流出によって髪が傷むと、髪が縦に裂けてしまう。 こうしていわゆる「枝毛」ができてしまうのです。
結論から言えば髪が細くて軟毛のほうが『枝毛』『切れ毛』ができやすいです。
なぜなら、軟毛だとコルテックスの密度が低く、キューティクルも薄いから。
髪が細くて柔らかいタイプなら、硬毛の女性以上に、枝毛や切れ毛の原因を知って十分な対策を講じましょう。
枝毛の原因のひとつが、「摩擦」や「静電気」。 コルテックスのタンパク質などを保護しているキューティクルは、うろこ状に規則正しく重なり合っています。
強引なブラッシングで必要以上の摩擦を加えると、キューティクルがめくれてしまう原因に。 絡んでいる髪は丁寧に指でほどいてから、ブラッシングするようにしましょう。
またキューティクルは、濡れた状態だと開いてしまいます。 キューティクルが開いた状態でブラッシングすると、髪が傷む原因に。
静電気を避けるために、ナイロン製のブラシでなく、動物の毛でできたブラシを使用するのもおすすめです。
乾かすのが面倒くさいという理由から、髪を自然乾燥させている女性もいらっしゃるのでは?
ですが髪の自然乾燥は、枝毛ができる大きな原因になります。 髪が濡れた状態だと、キューティクルが開きっぱになり、コルテックスのタンパク質や水分がどんどん流出してしまうことに。
また髪が濡れたままで寝てしまうと、枕などとの摩擦によって、キューティクルが剥がれやすくなってしまいます。
髪に湿気があると雑菌が増殖してしまい、かゆみやにおいの原因になる場合も。 髪をシャンプーしたら、きちんと乾かすのがベストです◎
キューティクルは、熱にも弱い性質を持っています。 しかし髪を自然乾燥させるよりは、ドライヤーで乾かすのがベスト。
正しい乾かし方で、髪を傷めないよう注意することが大切です。 まずはタオルドライで水分を吸収し、髪の根元からドライヤーをあてていきます。
熱によるダメージを避けるため、髪とドライヤーの距離は20cm程度保ちましょう。 アイロンやコテは、髪に集中して熱を加えてしまうため、できれば控えるのがベスト◎
これらを皆様もやって枝毛の対策してみてください!!
一緒にサラサラヘアーを作り上げていってやりたい髪型、髪色を実現しましょう!
以上イチムラチナツでした!
beep:staff
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